スコアの仕組み・全公開

計算式を、すべて公開します。

大手の資産価値スコアは「なぜその点数か」を教えてくれません。ここスコアは、住みやすさ・交通・資産価値の3つを、次の式で機械的に算出しています。すべて線形で、誰でも検証・反論できます。

住みやすさ(0〜100点)

物件から各施設までの距離に「近いほど高い」重み(減衰関数)をかけ、施設カテゴリごとに足し合わせます。徒歩5分(400m)以内は満点、30分(2400m)を超えると圏外です。

# 距離の重み(decay)
近さの重み(d) = 1.0                      (d ≤ 400m =徒歩5分)
             = exp(-1.2 × (d-400)/1000)  (400 < d ≤ 2400m)
             = 0                        (d > 2400m =圏外)

# カテゴリごとに近い順で加点(2件目以降は逓減)
カテゴリ点 = Σ 近さの重み(dᵢ) × 順位重み   (順位重み = 1, 0.5, 0.25 …)

# 全カテゴリを重み付けして100点換算
住みやすさ = 100 × Σ (重みₙ × min(カテゴリ点ₙ, 上限ₙ)) / Σ (重みₙ × 上限ₙ)

カテゴリの重み(実需プロファイルの既定値)

カテゴリ重みカテゴリ重み
スーパー3.0病院・クリニック2.0
飲食店2.0学校・保育1.5
コンビニ1.5公園1.5
ドラッグストア1.5銀行・郵便 / 図書館0.5

「子育て」プロファイルでは学校・公園を2倍にするなど、目的に応じて重みが変わります。施設データは OpenStreetMap / 国土数値情報(学校・医療・公園)を使用。

交通(0〜100点)

最寄り駅までの近さと、使える路線の多さで採点します(ターミナル駅を優遇)。

交通 = 100 × min(1, Σ 近さの重み(d駅) × 路線係数)
路線係数 = 0.5 + 0.5 × min(路線数, 4) / 4

通勤スコア(実需・子育てで通勤先を登録した場合)

住む人にとっての交通の本質は「駅の数」より「職場に何分で着くか」。通勤先を登録すると、交通軸を職場への近さに置き換えます(直線距離からの概算・所要時間を必ず表示)。

推定時間(分) = 12 + 2.4 × 直線距離(km)   (アクセス+待ち12分+表定25km/h)
通勤スコア    = 100 × clamp((90 − 推定時間) / (90 − 15))

資産価値(0〜100点)

「持ったときに損しにくいか」を、次の7項目の加点で算出します。機械学習は使わず、すべて線形で内訳を開示します。

因子配点内容
表面利回り25年間想定賃料 ÷ 価格(3%→7%で0→満点)
割安度20エリア相場(築年・面積・時点補正後)との比較
地価トレンド15最寄り地価公示3地点の5年変動率(都内分布で校正)
流動性15エリアの成約件数+駅の乗降客数
将来需要10250mメッシュの2050年推計人口指数
築年・耐震10新耐震(1982年〜)は緩やかに逓減/旧耐震は減点+警告
駅近5最寄り駅までの距離
戸建ての場合:マンションの成約相場とは比較せず、積算推定(土地=周辺公示地価×土地面積 + 建物=再調達単価×木造の残存率)で割安度を採点し、築年は土地が残る分を考慮した別の曲線を使います。

期待依存度診断(スコアには含めない参考指標)

その価格が「年何%の値上がり」を前提にしているかを、家賃という実需の物差しから逆算します。

必要な値上がり率 = 保有コスト率(金利+維持費+減価) − 家賃利回り

2%を超えると「値上がり期待に強く依存した価格」=根拠の確認を推奨、という目安です。

総合スコア

3軸を、目的別プロファイルの重みで合成します。

プロファイル住みやすさ交通資産価値
実需(自分が住む)0.500.300.20
投資0.200.300.50
子育て0.550.250.20
スコアは購入判断を助けるための参考情報です。物件個別の状態(階数・眺望・室内・戸建ての接道や形状など)や、最新の市況・法規制は含みません。最終判断はご自身と専門家の確認のもとで行ってください。詳しくは 免責事項 をご覧ください。
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